ゴールデンウィークの連休を利用して、岐阜県の宮川本流に行ってきました。
本当なら解禁してすぐにでも行きたかったんですが、ウェットフライの入ったケースをまるごと落としてしまったみたいで釣りに行けず、ズルズルとこんなタイミングになってしまいました。
当日の様子
当日の飛騨方面の天気は快晴で、予報では気温も24℃まで上がる暖かい一日でした。
朝はジャケットを着ていったのですが、10時を過ぎる頃には暑くて着ていられないぐらい・・・
9時の時点で水温は8℃ぐらいありました。
前々日に雨が降ったようで、岩についた苔をみてみると20〜30cmぐらい水位が高い様子です。
ゴールデンウィークなので釣り人も多いかなと思っていてのですが、予想に反して餌釣り師やルアーマンが1人、2人いるぐらいでフライをやっている人を見かけることはありませんでした。
期待していたヒゲナガのハッチはまったく起こらず、そもそも一日通して虫が飛んでいるところをほとんど見ることが出来ませんでした。
まずは定番の桜野公園からスタート
朝一に入ったのは、桜野公園。
さっそく川に入るとかなり、流れが強い感じがします。先日降った雨が影響しているのかもしれませんね。
軽めのシンクティップを付けて水面直下をフライを流してみます。
ちなみに付けていたフライはこんな感じのフライ。
深みにハマって死ぬかと思った。
釣りをしているとついつい夢中になって、気がつくと流れの強い深みの方に行ってしまうことがあります。
今回もそんな感じで、気がつくと瀬のど真ん中で太ももまで水の中に入っていました。
前方の方を見ると更に深くなっている様子だったのでやばいな〜と思いながら後ろに下がろうとしますが、川の流れが速く後退することが出来ません。
しかも苔の付いた岩に足を取られて、なかなか思うように移動することもできません。
腰上まで水に浸かったときには、水圧で体を支えるのが精一杯でコケたらで流されるかもと思いましたが、ウェーディングスタッフで体を支えてながら横移動してなんとか抜け出すことに成功。
本流でウェーディングするなら、絶対にウェーディングスタッフ必携です。
軽いカーボン製もありますが、どうしても乱暴な扱いになって岩などに擦れて傷だらけのボロボロになるので、本流や渓流で使うなら丈夫なアルミ製がオススメかな。
しかし、今まで何度かウェーディングスタッフがあって良かった〜と思うことがありましたが、今回はマジで助かりました。
これから本流でウェーディングするときは、せめてヒザぐらいまでにしておかないといけませんね。
桜野公園で4時間粘るも異常なし
桜野公園前の瀬で4時間ほど粘ってみましたが、アタリなのか怪しげなのは何度かあったものの、魚の姿を拝むことは出来ません。
そしてどんどん根掛りでフライケースの中身が寂しくなっていきます。
そんなわけで、根掛りしづらそうなところへ移動することに。
四十八滝橋上流に移動
遅めのお昼ごはんを食べて、2時過ぎに四十八滝橋の上流側に移動して釣りを再開。
ここは浅瀬に立って深場に向かってキャストできるので、非常に楽に釣りができます。
水温を測ってみると12℃前後あるのですが、相変わらずハッチする様子はありませんね。
シンクティップを少し重いのに変更して、深場に向かってキャストしていきます。
ラインが少し重くなって、また根がかりしちゃったかな〜と思い引っ張ってみると、魚のかかった感触が。
小ぶりですがようやくレインボーが釣れました。
なんとかボウズにはならずに済んで、とりあえずホッとします。
なんとかサイズアップをと思って更にキャストを続けますが、残念ながら釣れたのは一匹のみに終わってしまいました。
河川敷を歩いているとガサゴソと音がするよ
5時近くになって風も強くなってきたので撤収しようと河川敷をトボトボ歩いていると、後ろの方の草むらからガサゴソ音がします。
振り向いて見るとなんかいました。
これってカモシカかな?
クマじゃなくて良かったですが、少しびっくりしました。
飛騨市内でもクマの目撃例があるらしいので、熊避けベルとかスプレーとか持ってたほうがいいかもしれませんね。
まとめ
残念ながらちびっ子レインボーが一匹釣れただけでしたが、とりあえずはスイッチロッドに入魂出来ましたし、ボウズは回避でき良かったです。
50〜60ぐらいのが結構釣れているよと聞いて期待していたんですけどね・・・
宮川は川底に岩が多いので非常に根掛りしやすく、どんどんフライが減っていきます。
今回はフライケースを無くしてしまったため正直フライの球数も種類もそれほど多くはなく、対応しきれなかった部分があるのが悔やまれます。
さっそくフライを巻き巻きして、次回は球数と種類を増やして再挑戦したいですね。
おしまい。
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