キャンプ用品で有名なスノーピークからフライフィッシング エントリーパックが7月10日に発売されます。
昨年スノーピークとティムコがコラボして発売された「フライフィッシング エントリーパック」
の2021年モデルが発売されました。
セット内容は変わらないものの、ロッドのカラーがスノーピークの大人気テント「ランドロック」に合わせたカラーに変更されています
Twitterを見ていたら気になるニュースが・・・
それが、これ
去年スノーピークはティムコの筆頭株主になり、業務提携をすることになったみたいです。
そして、共同開発の第一弾としてフライフィッシング エントリーパックが発売されます。
気になる中身はどんな感じ?
発売されるのは渓流向けの4番8フィートのロッドと、管理釣り場向けの5番8フィート6インチのロッドの2種類。
価格は、どちらも40000円(税抜)です。

ロッドケースはスノーピークのテントカラーをイメージした色になっていて、とってもかっこいいです。
もうちょっと中身を細かく見てみよう
さて、スノーピークから新しく発売されたとはいえ、まったくの新設計のロッドではないでしょう。
おそらく、ティムコのインファンテのカラー違いかと思います。
インファンテはティムコのロッドでは入門者向けとなっていますが、変なクセがなく非常に使いやすいのでかなりオススメ。
ベテランが入門者に教えるために買ってみたら、思いのほか良くて自分用にしてしまったという話も聞くほどです。
リールはオラクルのミッドアーバーがついているみたいです。
はっきり言って渓流や管釣りぐらいであればぶっちゃけ糸さえ巻ければ何でも良いのですが、ディスクドラグの結構良いリールが付いています。
ディスクドラグで少々重めなので、気になる人はバテンキル・クリックあたりに変えてみても良いかもしれません。
フライラインやティペットも、サイエンティフィック・アングラーズやティムコの一級品のモノが付いています。
完成品のフライも写真を見るかぎり、渓流でよく使われるパラシュートフライと管釣り用のフライの2種類が付いているようです。
他に買い足さないといけないものは?
後は、ラインニッパーやフォーセップ、ランディングネットなどがあると便利です。


ランディングネットは管理釣り場によっては貸し出している所もあるので、出かける前に一度確認してみると良いかと思います。
他には渓流ですとウェーダーなどが必要な場合もありますが、真夏の暑い時期ならウェットウェーディングと言って、速乾性パンツのまま水に入ってくスタイルもあります。
真夏に冷たい水の中に入ると、冷たくて気持ちいいですよ。
ただこの時もフェルトソールなどのウェーディングシューズを履いていないと、石に付いた苔で滑りやすいので、間違ってもクロックスなどを履いて水の中に入らないようにしましょう。
どちらのセットがおすすめ?
さて、迷うのが2種類あるセットのうち、どちらを買えばいいのかって事。
私なら、初めてフライフィッシングに挑戦してみようっていう人が買うのなら、5番8.6フィートのセットのほうがオススメです。
初めてなら渓流に行くより管理釣り場のほうが間違いなく魚は釣れやすいと思いますし、初心者がつまづきやすいキャスティングも5番ロッドのほうがやりやすいと思います。
最近ではきれいな管理釣り場も増えてきているので、デートにも最適。
東海地方でオススメなのは、三重県にあるサンクチュアリ。
とてもきれいで、設備の整った管理釣り場です。
レストランも併設されているので、一日中楽しめますよ。
どこで買えるの?
まずはスノーピークオンラインストアや一部の直営店、WILD-1、コルソ札幌などで販売するようです
Amazonや楽天に並ぶのはもう少し先になりそうです。
スノーピークは今後釣りにも力を入れていくの?
スノーピークの本社は新潟県三条市にあるのですが、三条市では最近フライフィッシングを通じた町おこしに力を入れているみたいです。
https://www.city.sanjo.niigata.jp/sanjonavi/events/event_info/11875.html
三条市には五十嵐川という川もあり、かなりいいサイズのニジマスやヤマメも生息しているようですね。
新潟県がフライフィッシングの聖地になる日も近いかもしれません。
過去にスノーピークは2回フィッシング用品に進出していますが、残念ながら2回ともあまり上手くは行かなかったみたいです。
しかし、今回ティムコと業務提携を行うなど、かなり本気のようです。
三度目の正直となれば良いですね。
おしまい。
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