先日の宮川釣行で、河原を歩いてたら転んで折ってしまったスイッチロッド。
前回のブログでは修理して使おうかなんて言ってました。
しかしこのロッド、すでにメーカーから補修用のブランクスが全て無くなっていて、今後はメーカーでの修理ができないそう。なんだそりゃと思ったのですが、まぁできないものはしょうがない。
しかたないので自分で修理しよっか、なんて思っていましたが、ふと思い出したのが携行品損害保障保険のこと。
会社で入っていた傷害保険の更新時期だったので資料を読んでたら、オプションで携行品損害保障に入っているのを見つけたんですよね。普段だったら気づかずにスルーしていたかもしれません。
保険なんてあまり意識していませんでしたが、せっかくお金を払っているのですから有効活用しないともったいないですよね。
携行品損害保障保険とは
携行品損害保障保険とは、旅行などに携行している身の回り品が事故で損壊したときに保障してくれる保険です。
例えば、旅行中にデジカメを落として壊してしまったとき、修理代金を保障してくれます。
傷害保険や自動車保険、クレジットカードの付帯保険などに同様の補償がオプションされていたりするので、自分の気の付かないうちに入っている可能性があります。
釣具が保険対象外だったり、盗難にも対応していたり、会社によって若干内容も違うみたいですが…
さっそく保険会社に連絡して破損した日時や状況を説明し、釣具が保険対象か確認すると、自分の入っていた保険は釣具も対象なのでひとあんしん。
折れたロッドが修理可能か不可か聞かれましたが、メーカーで修理できない旨を伝えたら、保険金請求手続き書をSMSで送りますって。
いまは申込書とか郵送しないで全部、スマホでできちゃうんだね。
準備するものは折れたロッドの写真と修理不能証明書
担当者から「準備して欲しいものが2点あります」と言われました。
それが、破損したロッドの写真と、修理不能証明書。
破損部分の写真を撮る必要があるので、もし修理とかに出してしまっていたら、折れた状態の写真が撮れなかったので危なかったです。
ロッドを折ってしまったら、その場で写真を取っておいたほうがいいかもしれませんね。
修理不能証明書は初めて聞いたんですが、購入したショップやメーカーに言えば発行してくれます。
自分がショップにお願いしたときは、修理不可ですと記入された修理見積書をその場で発行してくれました。
あとは保険金請求書を記入し、ロッドの写真と修理不能証明書と一緒にWebで送って手続き完了です。
ちなみに、保険の種類によっては折れたロッドを提出ということもあるみたいです。
保険会社より確認の電話
手続き後保険会社より電話がかかってきますが、特に問題もなく免責金額を差し引いた購入金額が支払われるみたいです。
てっきり車両保険のように時価額かと思っていましたから、これにはびっくり。
新しいロッドを買うときの足しにしようと思います。
保険は悪用厳禁
少し調べてみて分かったことなんですが、以前は釣具の破損を保障していた保険が、規約変更などで釣具を保証対象外としていることが増えているようなんです。
多分ですけど、新しいロッドにしたいから古いのを折って保険請求しちゃおうって考えたおバカな人がいたんじゃないでしょうか。
ただでさえ最近イメージの良くない釣り業界。これ以上悪印象にならないように、くれぐれも保険は悪用しないで、もしもの時のために正しく活用しましょうね。
まとめ
慌てて修理に出したり捨ててしまう前に、まずは自分が入っている保険で携行品損害保障保険があるか確認をしましょう。
過去に何度かロッドを折ったことがありますが、そのときは保険使わずに自費で修理してしまったんですよね〜。もったいないことをしました。
結構古いロッドでもお金が戻ってくることがあるみたいなので、保険に入っているなら諦める前に相談することをおすすめします。
自分が入っている携行品損害保障保険は月額+250円のオプションです。フライロッドはわりと金額も大きいので、いざという時のために入っておくと安心ですね。
おしまい。
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