相模湾オフショア ソルトフライフィッシング-20200621

先週の浜名湖に続いて、今度はシイラを釣りに相模湾に行ってきました。

船は去年初めてオフショアに行ったときと同じ、横須賀・長井荒崎港丸伊丸さん。

今回、釣りに行くメンバーはTEALの杉浦さんと常連さんの総勢9名です。

5時の出船に間に合うように、深夜に愛知県を出発。

目次

波も風もおだやかな釣日和

去年の釣行では、風も強く波も高かったので、船が揺れて船酔いがひどかったのですが、今回は風も水面も穏やかです。

ただ、前日まで雨が降っていたようで水潮の影響があるかもと言っていました。

まずは沖に船を一時間ほど走らせて、シイラが付いているパヤオやブイまで向かいます。

去年のこともあったので酔い止めはしっかり飲んできたのですが、移動中の揺れもひどくなくとても快適でした。

ちなみに、私の愛用している酔止め薬はアネロン「ニスキャップ」

前日の夕方に飲んでおき、出航の30分前に追加で飲んでおきます。

オフショアのフライフィッシングってむずかしいの?

フライフィッシングというと、フライラインを長く出してキャストするイメージですが、今回はイワシを撒いて魚を船の近くまで寄せるので、船べりに立ってひたすらロールキャストをします。

フライラインの先端をロッドの先から少しだけ出して、距離にして3mくらい先の水面をフライでペチペチするだけなので、とっても簡単。

ロッドやリールなどのタックルさえ揃えてしまえば、ある意味フライフィッシングとしては最も初心者向けかもしれません。

そして、フライで水面をペチペチしているとシイラがガツッと食らいついてきます。

最初のポイントに着いた

最初のポイントに着いて、さっそくチャムのイワシを撒くと、底の方からシイラがワラワラと上がってきます。

中にはメータクラスはありそうなシイラもチラホラ。

みんなで一斉にフライで水面をペチペチします。

すると、次々にヒットの声が上がり、船上が慌ただしくなってきます。

私のロッドにもガツンとアタリがあり、ラインがどんどん引き出されていきます。

しかし、隣の人とラインが交差してしまい、場所を入れ替わろうとしている時にラインが緩んでしまいバレてしまいました。

次のポイントで事件発生

シイラが上がってこなくなったので、次のポイントへ移動すると事件が発生。

メータークラスはありそうなシイラと格闘していたNさんのロッドが、グリップのすぐ上から折れてしまい、三節棍のようになってしまいました。

どうやらドラグをかなり締めたままファイトをしていた様で、ロッドの限界を超えてしまったみたいです。

折れたロッドは永久保証があるので金銭的な負担はないものの、かなりショックを受けていました。

そして私にも事件発生

その後もシイラを探して、ポイントの移動を繰り返しましたが、なかなかシイラを見つけることが出来ません。

しかし、たまたま発見した流木のそばで、チャムを撒くとシイラが次から次に湧いてきました。

そして、私もそこそこのサイズのシイラをフッキングさせたのですが、なんか違和感を感じ手元を見るとフライラインがリールシートに引っかかっています。

やばいと思って直そうと思ったのですが、突然シイラが走り出すとバチッと大きな破裂音が・・・

まさかロッドが折れた?と思ったのですが、見るとリールから切れたラインがたれさがっています。

リーダーから切れてくれればまだ良かったのですが、なんとフライラインが切れてしましました。

今回、シンキングとインターミディのラインを巻いた2セットのタックルを持ってきていたのですが、切れたのはシンキングラインの方。

フライラインはけっこう高いのでかなりショックが大きいです。

しかし、とりあえずはインターミディの方のタックルがあったので、そちらで釣りを続けます。

ようやく待望の一匹

シイラは次から次に湧いてくるので、諦めずにキャストを続けていると、ようやくアタリが。

船上は次々に現れるシイラたちに大慌てで、タモですくってもらうのも順番待ち状態に。

今まで、ばらしてきた魚よりサイズは小さいですが、なんとか釣り上げてボウズは回避することが出来ました。

最後はメーターオーバーのシイラ

そして、最後に来たのは115cm・8kgの良型シイラ。

残念ながら釣ったのは私ではないのですが、30分も格闘してようやくメーターオーバーのシイラが釣れて船上は大興奮。

その後、自分もメーターオーバー釣るぞ〜っと頑張ったのですが、風が吹き出してきて、いくらチャムを巻いても魚が浮いてこなくなってしまいました。

潮も止まってしまい、12時頃帰港することに。

まとめ

港に帰ってから他の船の状況を聞いてみると、やはりかなり潮が悪かったらしく中にはまったく釣れなかった船もあるとか・・・

そんな中でも、13本のシイラを上げることが出来たのはかなり上出来だったのかなと思います。

今回お世話になった丸伊丸さんは、フライの経験も豊富でちゃんとキャストする方向と風向きなどを考慮して船の位置取りをしてくれていたので、とてもやりやすかったです。

ボートシーバスもそうなのですが、ルアーとフライだと船の流し方や位置取りも変わってくるため、船長の経験でかなり差が出るようですね。

オフショアは船を借りるのにもお金がかかりますし、なかなか大変なことも多いですが、魚のサイズも大きいし釣れた時の興奮度がかなり大きいです。

フライショップなどで人数を集めて行っているところもあるようなので、興味のある方はやってみてはいかがでしょうか?

せっかく今回のために30lbのボガグリップを用意したのですが、使うほど大きなサイズが釣れなかったのは残念でした。

また、9月にリベンジする機会がありそうなので、その時はメーターオーバーが釣れると良いな〜。

おしまい。

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