近くの河川などでも見かける身近な魚、コイもフライで釣ることが出来ます。
体長50cm〜60cmクラスでもかなりの引き応え。
80cm超ともなれば、ロッドがへし折れんばかりのファイトを見せます。
使用するタックルは?
使用するタックルは下図のようなものを使用します。

ロッドは8〜9フィートの6〜8番ロッド。
リーダーは9フィートの2〜5X。
ティペットは3〜5Xを使用します。
フライはどんなのを使うの?

私がよく使うのはパンを模した、大きめのエッグフライ。通称パンフライ。
フックサイズはウェットフライ用の#6〜#10でOK。
マテリアルはエッグヤーンやグローバグなど。
カラーはアイボリー系やオリーブ系、オレンジ系のものを何色か用意しておくといいです。
個人的には鮮やかなカラーより、オリーブ系やアイボリー系などのナチュラルなカラーのほうが良いかなと思います。

できるだけモサモサにしたほうが反応が良いかと思います。
タイイング動画はYoutubeなどの検索してみましょう。
管釣りなどでよく使われる「エッグフライ」とサイズが違うだけなので、タイイング自体は超簡単です。
その他にパンフライがスれてきた時のため、ヘアズイヤーニンフやMSCなどニンフなどもあるとさらに良いです。
釣り方は?
小川に行くとコイは泳いでいる姿を割と簡単に見つける事ができます。
水面に浮かんで口をパクパクさせているコイを見つけたらチャンスです。
泳いでいるコイの上流にフライを落とし、水中に漂わせておきます。
そして、吸い込むのを目で確認してあわせます。
ただし、スれてしまっているとなかなか口を使ってくれないので、そんな時は色を変えたりニンフを使ったりします。
その他準備したほうが良いもの
ランディングネット
コイは魚体も大きいので、引っこ抜くことが出来ないサイズが釣れることがあります。
できれば、ランディングネットを持っていったほうが良いです。
伸縮式のラバーネットのものがおすすめです。

プライヤー
コイは口が固く、フックが刺さると外すのにかなり苦労します。
そんな時、フックをバーブレスにしておくと、簡単にフックを外すことができます。
カエシを潰すときやフックを外す時にも、プライヤーがあるととっても便利。
おすすめは、スミスのプライヤー。
少し重いですが価格も手頃で、頑丈です。

コイはフライで狙えるもっとも身近なターゲットです。
ぜひ、挑戦してみてください
おしまい。
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